当院の患者様にも、舌はどれくらい磨けばよいのか分からない、と言われる方がおられますので、ご説明させていただきます。
舌の表面には細かい突起が密集しております。この細かい突起部分を舌乳頭と呼びます。
舌乳頭に食べかすが入り、舌の表面が真っ白になったり、茶色、黒色になることがありますが、この舌の汚れを舌苔(ぜったい)と呼びます。
この舌苔が、主な口臭の原因と言われています。
舌磨きは、力加減が難しいので舌ブラシを使って磨かれることをお勧めします。
力を入れて磨くと舌乳頭が傷つき、硬くなってしまいます。
奥の方から手前の方に、やさしくやさしく5回ほど動かして下さい。
これで十分綺麗になりますので、よくうがいをしてお口の中の細菌と共に洗い流してください。
磨き方など分からないことがございましたら、お気軽にご相談ください。