物を噛むときの力、せんべいは10キロ、フランスパンは30キロ必要ですが、歯ぎしりはなんと50kgから80Kgの力がかかっています。
歯ぎしりにはこれだけ強い力がかかりますので、歯が欠けたり折れたりすることもあります。また、歯がぐらぐらしたり、アゴがはずれたりすることもあります。
ブリッジや入れ歯になると、天然の歯に比べて噛む力が60%~70%程度減少すると言われていますので、今までのように硬いものを気にせず食べれなくなることもあります。
ブリッジの場合、口の中に義歯が入っているという感覚は無いと思いますが、ブリッジを支える両隣の歯に頼っているために噛む力がそれほど出ていません。
健康な天然の歯だけの方でも、歯をいたわる為に、せんべいなどの硬いものを小さく割ってから食べられることもあります。
歯ぎしりの治療法としては、就寝時にマウスピースを装着していただくのが一般的です。歯の表面が削れてきたと感じられている方、最近歯がちびたと感じられている方、ご家族から歯ぎしりを指摘された方、歯ぎしりで大切な歯を傷つけないため、大切な歯を失わないために、一度当院を受診してください。
Tel:078-925-3333
2019年3月17日 カテゴリ:ブログ