こんにちは!にしあかし歯科です。
親知らずの痛みに悩んでおられる方、おられますか?
親知らずは、永久歯の最後、8番目の歯として20歳前後によく生えてきます。
(前歯を1番、その次を2番・・・と数えます。)
親知らずは、全員が生えてくるわけではなく、先天的に存在しない場合もあります。
残念ながら、親知らずは生える場所が奥まっているため、歯磨きが行き届きにくく、虫歯や歯周病のリスクが高い部位です。特に、スペースがないために斜めに生えたり、歯ぐきに隠れたりする場合、磨き残しやすく、炎症を起こしたり、虫歯になりやすい傾向があります。
また、親知らずは他の歯と比べて生え方や位置がバラバラなこともあります。
手前の歯との間に汚れが溜まりやすく、虫歯のリスクを高めてしまうケースも。生えかけの親知らずは、歯ぐきとの境目に汚れがたまりやすく、炎症を起こしやすいため注意が必要です。さらに放置すると、歯槽骨が溶けてしまい、手前の歯にも悪影響を及ぼす可能性があります。
親知らずを抜くメリット!
歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが軽減。
親知らず周辺の炎症が和らぎ、口臭予防にも繋がる。
親知らずを抜くデメリット
手前の歯が将来何かしらの理由で抜歯になった場合、ブリッジの土台として使用できなくなってしまう可能性がある。
奥歯の治療は、より難しくなる場合がある。
抜くか、残すか? 悩ましい選択ですよね。
親知らずを抜くかどうかは、個々の状況によって異なります。大切なのは、定期的な歯科検診と適切なセルフケアです。
痛みが無い場合 積極的に抜く必要はありません。しかし、定期的な歯科検診でプロの視点から状態をチェックしてもらい、適切な判断を仰ぎましょう。
痛みが有る場合 放置せず、速やかに歯科医院を受診。専門家のアドバイスに基づき、抜歯が必要か、適切な治療法を検討しましょう。
現時点では痛みがなくても、今後の健康を守るためにも、プロの意見を参考に、抜くか残すかの判断をしましょう。適切な口腔ケアと定期的な検診を心がけて、健康な歯並びを維持しましょう。
セルフケアと定期的な検診の重要性
親知らずのトラブルを防ぐために、セルフケアと定期的な歯科検診が重要です。適切なブラッシング方法をマスターし、歯間ブラシやフロスも活用しましょう。
どんな場合でも、ご自身の口内環境や状態、生活スタイルなどを考慮し、歯科医師と十分に相談してから、抜くか残すかを決めると良いでしょう。
ご不明な点やご心配な点があれば、お気軽に当院にお電話でご予約の上、ご来院下さい。
にしあかし歯科
2024年11月15日 カテゴリ:ブログ