こんにちは!
梅雨ですね。じめじめした日が続きます。
早くすっきりした天気になりますように!
今回は、乳歯の虫歯についてお話しします。
大前提として、乳歯は永久歯に比べて虫歯になるリスクが高いです!
更に虫歯の進行スピードが早く、気づいたら虫歯が歯の神経まで到達していた、
というケースもよくあります。
その理由は、構造の違いです。
乳歯は永久歯に比べて、歯を形成する粒子の大きさが小さいです。
歯の周りの組織、エナメル質に含まれる有機質の割合が多く、永久歯よりも軟らかく、耐酸性能が低いです。
耐酸性能が低い乳歯は、虫歯菌が作り出す酸によって、溶けやすくなっています。
進行スピードが早い原因は、乳歯のエナメル質と象牙質が永久歯の半分の厚みしかないことです。
乳歯は、酸に溶けやすく、厚みが半分しかない為、虫歯菌による侵蝕がすごく早く進みます。
乳歯は奥歯の溝が複雑な形態をしており、食べかすやプラークなど、たまりやすいです。これも虫歯のリスクを引き上げている要因です。
虫歯にならない為に、ご自宅で親御さん含め、無理のない範囲で対策をしていただくことが大切ですが、現実では、ご自宅での歯磨きや予防処置には限界があります。
ぜひ、ご来院の上ご相談下さい。お待ちしております。
2024年6月30日 カテゴリ:ブログ