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患者様からよくある質問についてお答えします。Part①

レントゲン撮影って必要なのって質問された方がおられましたので、この場を借りて皆さんにもご説明させていただきます。

レントゲン撮影は大抵の歯科医院でおこなわれている基本的な検査のひとつです。歯は口の中を覗けば状態が分かりそうなものと思われるかもしれませんが、覗くだけでは分からないことがレントゲン撮影によって分かったりしますので、レントゲン撮影は歯科検査において欠かすことのできない重要なものです。

歯科医師は口の中を見るための鏡などを使用して、さまざまな角度から口の中の歯の状態を確認します。

例えば奥歯に黒い点がついていたとしても、素人ではそれが一体何なのかの判断ができませんが、歯科医師であればただの汚れか虫歯かの判断が可能です。しかしながら視診だけでは、虫歯の箇所(発生源)や、進行度など詳しく知ることはできません。歯の根っこは歯茎の中に埋まっていますので、口の中を覗くだけでは歯の全体を見ることはできないからです。そこでレントゲン撮影をおこなうことで、歯茎の中に埋まっている部分や、歯の内側の状態を確認することができるようになります。

レントゲン撮影は見えない歯の状態を知るためには必要不可欠なのです。

治療に関すること等ご不明なことがございましたら、お気軽にご質問下さいませ。

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歯は守るもの!

日本人は、痛みが無ければ歯医者に行かない人が多いのが現状ですが、アメリカやスウェーデンなどの先進諸国では、歯は守るものと言う認識があり、定期的にメンテナンスを受けることが当たり前になっています。

この違いが、2012年の厚生省国民健康白書統計にある、80歳の残存歯数が挙げられています。

スウェーデン:20本
アメリカ:13本
日本:9.8本

同じ80歳でも、日本では多くの人が入れ歯になり、スウェーデンでは、自分の歯で食事を楽しむことができています。
「80歳なら、入れ歯になっても仕方ない」と思われている人がおられるかもしれませんが定期的にメンテナンスを受けることで80歳になった時に20本の歯を残すことは可能です。
お口の病気は、口の中だけの問題と考えておられる人も多いです。
しかし、お口の中の病気(歯周病)にかかっていると、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病を引き起こす可能性が高くなると言われています。
※日本臨床歯周病学会ホームページ

歯は失ってから、その大切さに気付きます。

当院では、歯周病治療に力を入れて取り組んでいます。

歯の健康に不安を抱いている方、生涯歯に不安の無い状態にしたい、と思っておられる方、是非一度お気軽にご相談ください。

tel:078-925-3333

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「8020運動」とは?

8020運動を耳にされたことがある方は多いと思います。
平成元年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
歯が無くなれば、入れ歯、ブリッジやインプラント等、様々な治療法がありますが、どの治療法をもってしても元に戻すことはできません。
結局のところ、自分の歯に勝るものは無いということです。

歯を失う二大原因は、むし歯と歯周病です。歯周病は、痛みなどの自覚症状がほとんどないので、気づいた時には手遅れということも少なくありません。

また歯周病は全身の健康とも関係があります。歯を失わないためにも、からだの健康のためにも、歯周病の予防・対策をしましょう。

☆歯周病のセルフチェック

歯周病は早く見つければていねいな歯みがきで治ることもあります。

以下の何れかに当てはまる人は、歯周病にかかっている可能性が高いので、是非当院までご相談下さい。

・歯ぐきに赤く腫れた部分がある。
・口臭がなんとなく気になる。
・歯ぐきがやせてきたみたい。
・歯と歯の間に、ものがつまりやすい。
・歯をみがいた後、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が 混じることがある。
・歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角形ではなく、うっ血してい てブヨブヨしている。
・ときどき歯が浮いたよような感じがする。
・指でさわってみて、少しグラつく歯がある。
・歯ぐきから膿み(うみ)が出たことがある。

Tel:078-925-3333

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手袋(グローブ)の患者ごと交換について

皆さんは、歯科医師や歯科衛生士が使用している手袋は、治療が終われば患者様ごとに交換するのは当然であり、当たり前と思っておられると思いますが、実は半数近くの歯科医院で手袋を患者様ごとに交換していないのです。

 

厚生労働科学研究成果データベースの歯科ユニット給水システム純水化装置の開発に関する研究の報告書によりますと、手袋を「全ての患者で使うが、患者ごとに交換していない」「患者によって使う場合もある」など、院内感染対策を考えると不適切な回答が47%もいました。

もし他の患者様が感染症にかかっているとし、手袋(グローブ)を交換せずに自分が治療をされているかもしれないと思うと、実に恐ろしいことです。

ご安心下さい!

にしあかし歯科では全てのスタッフが手袋(グローブ)を患者様ごとに交換することは当然のこと、院内感染防止対策の一環として紙コップやエプロンは全て使い捨て製品を使用しております。

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歯を削る医療機器、半数の歯科医院が使いまわし

歯を削る医療機器(ハンドピース)を使いまわしている歯科医院が5年前(2012年)で7割弱、昨年(2016年)の再調査でも5割の歯科医院が使いまわしをしているとの調査結果が読売新聞から発表されました。

↓ 読売新聞記事 ↓
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170703-OYTET50012/

※ハンドピースとは歯を削るドリルを装着する部分です。

ハンドピースは治療時にお口の中に入れるため唾液や血液が付着しやすく、使い回せば細菌やウイルスを次の患者に感染させるリスクがあります。日本歯科医学会の指針では、患者ごとに機器を交換し、高温の蒸気発生装置で滅菌するよう定めています。

当院ではドイツ製の滅菌器(ダックユニバーサル)を使用し、ハンドピースを1本1本完全滅菌しておりますのでご安心下さい。

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